桜庭一樹「青年のための読書クラブ」のイメージです。
厳密に言うと「桜庭一樹短編集」に収録されてる「青年のための推理クラブ」という 同世界観の短編のイメージ。どちらかというとこちらのほうが好きだったり。
「少女」はかならず女性ですが、「少年」「青年」というのは「年若い人間」であって、かならずしも男性のみを表さない のでタイトルに偽りはないです。「帰国子女」とか、そういう男女の不均衡さを感じる日本語たまにあるよね。
たじおは美少年なので「少年のための文芸倶楽部」です。倶楽部って漢字にするとかっこよくない?

ギムナジウムものなどの原始的なボーイズラブって、いや現代的なものもひょっとするとそうなのかもしれないけど、 少年を描いているようで、少女の中の少年性とか、少年という役割を演じる少女の心とかを描いているようにみえるので、 ボーイズラブというのは大規模な青年のための読書クラブなのかもしれない……とかなんとか思った気がします。

そういえばちょうど一年間TOP絵だったみたいです


webclap!!

2017/09/19
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